とある農大生の独り言

徒然なるままに

税金と政治

前回は税金の使い道について書きました。

それでは、その使い道はどうやって決めるのでしょう?

 

出発点は「財務省」です。

財務省が「予算案」という、どう使うかを書いたものを作り、その案を内閣で検討し、国会に提出します。

そして、その予算案について、国会議員が国会で話し合って決めています。

国会議員は国民が選挙で選んでいますので、間接的に国民が税金の使い道を決めていることになります。

 

なので、

国民→選挙→国会議員国会←予算案←財務省

という感じです。

 

学生の頃は、選挙では「なんとなく、この人に入れとこう」とかで、適当に名前を書いて投票していました。

 

でも、社会人になって、自分の給料から引かれている税金が選挙で選んだ人たちが決めているんだと知ると、やっぱり、ある程度どの政治家の意見がいいかで投票するようになりました。

 

総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について

これで見ると、20代の投票率が悪いのは、まだ、自分の給料から引かれている税金が政治とどういう関係にあるかわからないから、投票に興味がわかないということが大きいのではないかと思います。

 

ただ、年々全体として投票率が下がっているのは、「自分が投票したってなにも変わらない」という考えが増えているのもあると思いますが、そもそも、20代以上でも、税金が政治とどういう関係にあるかわからない人が増えているのかも知れません。