税金の使い道
税金にはいろいろな種類があることがわかりました。
では、どの税金が、どれくらいの割合でどのくらいの税金が収められているのでしょう?
ちょっと古いですが、平成20年度の予算内訳がありましたのでのせます。
収入の額は約83兆円です。
これを見ると、国の収入で一番多いのが借金!
一般家庭に置き換えると、お父さんの給料では全然生活できなくて、いつも借金している状態です!
日本の財政状態について書くと長くなって話が逸れてしまうので割愛しますが、これって大変な状態ですよね。
だから、きちんというと、
法人所得税と個人所得税で、いずれも所得税なんですが、なぜか、所得税といえば個人所得税で法人税は法人所得税という風になっています。
その次が、消費税。
相続税などの資産税はその他の税金の中に入っています。
だから、前回の記事でやった3分類を国の収入額でランク付けすると、
1位 所得税
2位 消費税
3位 資産税
となります。
じゃあ、今度はこれをどういう風に使わてれいるのか見てみましょう。
一番多いのが、社会保障関係費。
内訳は、医療・年金・介護・生活保護などです。
二番目が借金の返済。
でも、借りてるのが31%と多いので、年々借金が増えていってることになります。
三番目が地方交付税交付金等ですが、これは、各都道府県などの地方で使われます。
四番目が公共事業関係費(その他は除きます)。
これは道路や信号などですね。
五番目が文教および科学振興費。
教育関連です。
六番目が防衛関係。
これは自衛隊とかに使うお金ですね。
これをみると、国民みんなが自分の健康をきちんと守って、病院にかかる回数が減ったり、世界が平和になって、武器を用意する必要がなくなれば、それにかかっていた税金を教育などに使えるということです。